オリーブオイルが危険なのに見分け方もない!?理由は日本の規格のせい!

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2016年初めごろにイタリアで偽装オリーブオイルが摘発された事件をご存知ですか? 

何が偽装されたかというとオリーブの実に「キレイな緑色」を出すために硫酸銅という殺虫剤に使われる成分を塗ったり、シリアやトルコ産なのにイタリア産と表示したりとまぁやりたい放題な感じだったんです。 

しかもこんな危険なオイルが日本で販売されてしまった形跡があると! 

イタリアと言えばオリーブオイルの本場の国なんで、まさかそこで偽装が行われていたなんて思いもしないですよね。 

私だってイタリア産のオリーブオイルだったら「イタリアだし良さそう!」と思って買いますもん。 


日本では近年稀に見るオリーブオイルブームで、体に良いとか栄養豊富なイメージで人気になっている裏ではこんなことも起こっていたんですよ! 


家にあるオリーブオイルも大丈夫かな?って気になってきましたよね。 


オリーブオイルも本来は厳しい基準でキチンと分類があるもの。 

消費者としても知識を持っていないと栄養がまったく無かったり、ましてや危険なものを買わされてしまうことにもなりかねません。 

私としても便秘にオリーブオイルが良いということで飲み方の記事を書いたことがあるので、改めて責任を持ってオリーブオイルを選ぶときのポイントをお伝えしていきますね! 


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オリーブオイルが危険ってどういうこと?

日本で販売されているオリーブオイルはほとんどが輸入品です。 

海外でビンなどに充填されてから輸入されるものもあれば充填は日本で行われているものなどさまざまですが、元々のオイルは海外から来るだけに実際のところどんなものなのか私たちはあまり知ることができません。 

だから冒頭の事件みたいなことも起こってしまってます。 


だったらちゃんとしたオリーブオイルかどうかは日本で基準に当てはめて、クリアしたものだけ販売すればいいんじゃない? 

と思うんですけどね、日本でのオリーブオイルの基準ってユルイと言わざるを得ないんです。 

日本は食品の基準に厳しそうなのに意外ですよね。 


日本の基準はユルユル!?

日本で販売されているオリーブオイルは日本農林規格(JAS規格)に基づいて販売できるか否かが判断されています。 

その基準はザックリザックリ言うと酸価2.0mg以下であること。 

酸価とはJAS規格の酸化度合いのことで平たく言えば新鮮さの基準ですね。 


JAS規格で認められているオリーブオイルとは 

・オリーブオイル→酸価2.0mg以下 
・精製オリーブオイル→酸価0.6mg以下 


この2種類になるわけでして・・・。私は正直ピンときませんでした、 

エキストラバージンとかはどこ行っちゃった? 


国際規格は9種類の基準で決められている

オリーブオイルの主要な生産国が加入している国際オリーブ協会(IOC)では日本よりもかなり細かく基準が決められてます。 

日本は2種類にしか分けられていないのに対して細かく9種類に分けられ、食用に適しているものとそうでないものというところまで厳しく定められているんです。 


また酸化度合いについては日本とは違って「酸度(%)」というもので示されてます。 

基準は酸度と官能試験の評価によるんですがここでは酸度の基準のみ抜粋しますね。なぜなら日本の基準との共通点がそこしかないからです。 

[バージン・オリーブオイル](絞ったまま100%) 

※そのままで食用に適するもの 
1.エキストラバージンオリーブオイル→酸度0.8%以下
2.バージンオリーブオイル→酸度2%以下
3.オーディナリーバージンオリーブオイル→酸度3.3%以下、小売が行われる国の法的な許可がある場合のみ販売される。 


※そのままで食用に適さないもの 
4.ランパンテバージンオリーブオイル→酸度が3.3%以上、精製されるか工業用。 


[5.精製オリーブオイル] 
バージンオリーブオイルから規定の精製法によって得られたオイル。 
酸度0.3%以下で小売が行われる国の法的な許可がある場合のみ販売される。 


[6.オリーブオイル] 
精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたもの。 
酸度1%以下で国によっては具体的な名称が求められる場合がある。 


[オリーブポマース(ポマス)オイル] 
オリーブポマース(オリーブの搾りかす)を溶剤もしくは他の物理的方法で処理して得られたオイル。 

7.クルード・オリーブポマースオイル 
→特性がIOC規格に一致しているもの。精製して食用にするか工業用となる。 

8.精製オリーブポマースオイル 
→クルード・オリーブポマースオイルから規定の精製法によって得られたオイル。 
酸度0.3%以下で小売が行われる国の法的な許可がある場合のみ販売される。 

9.オリーブポマースオイル 
→精製オリーブポマースオイルとそのままで食用に適するバージンオリーブオイルをブレンドしたもの。 
酸度1%以下で国によっては具体的な名称が求められる場合がある。 



参照:インターナショナルオリーブカウンシル http://believe-oliveoil.jp/designation/ 





やっと聞きなれたエキストラバージンなどの名前が出てきましたね。 

この厳しい国際規格に日本のJAS規格のオリーブオイルを当てはめてみるとさて、どうなるか・・・。 

ちなみに酸度=酸価×0.503で計算しますよ。 

・日本のオリーブオイル→酸価2.0mg以下(酸度1%以下) 
=IOCのエキストラバージンオリーブオイル、精製オリーブオイル、オリーブオイル、精製オリーブポマースオイル、オリーブポマースオイル 

・日本の精製オリーブオイル→酸価0.6mg以下(酸度0.3%以下) 
=IOCの精製オリーブオイル、精製オリーブポマースオイル 



日本の基準ではなんだかいろんなオイルが販売できてしまいそうなのが分かりますね。 

それだけ基準がユルイと言っても言い過ぎではないということだと私は思います。 


個人的な意見を言わせてもらうとオリーブオイルの味や香り、栄養がちゃんと含まれているものはIOC規格のエキストラバージンとバージンだけだと思います。 

販売について云々のことが書いてないのはその2つだけで、他のオイルには「その国の許可があれば」とか「具体的な名称が求められる」とか条件があることからも、国際基準で文句ナシに良いものとして売れるのはエキストラバージンとバージンだけと私は理解しました。 


酸度についても低いと良さそうに思うけど精製って=脱酸・脱臭・脱色をしているってことなので、その時点で本来のオリーブオイルでは無くなってしまってるし、日本のJAS規格では精製されたものや搾りかすから取り出したものまでが販売OKになっちゃう。 

このあたりはもう販売会社の良心に頼るしかないのが現状なのかも・・・と感じてしまいました。 


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簡単な見分け方!オリーブポマース(ポマス)オイルは危険!

いつも買っているオリーブオイルは大丈夫かな?と心配になっている方はとりあえずお家にあるオリーブオイルが「ポマース(ポマス)オイル」というものでなければ一旦落ち着きましょう。 

オリーブオイルといえば「エキストラバージン」か「オリーブオイル(旧ピュアオイル)」ってイメージがあると思うんですが、お店によって一部この「オリーブ・ポマスオイル」も販売されています。 

私も某スーパーでとても安く売られているのを見て一瞬「わ!安い!買おうかな」と手を伸ばしかけたんですけど、ふと我に返って「ポマスってなんやねん!」って思って買うのを止めたことがあります(笑) 

その時の値段は1リットルのプラボトル入りで約450円くらい。 

あまりにも安かったこともあって「ちょっとヤバイやつかもしんない」と思いましたね。 

その直感は当たってたと後に思うわけですが。 


オリーブ・ポマスオイルとは?

IOCの基準のところでもチラッと書いてますが、オリーブポマース(オリーブの搾りかす)から溶剤か物理的方法で取り出したオイルのことです。 

ビックリですよね、搾りかすからさらに取り出したオイルだなんて。 

使われる溶剤が何かってことも気になるし、搾りかすから取ったオイルに味も香りも栄養も何もあったもんじゃないことぐらい私にだって分かります。 

オリーブポマースオイルの作り方を聞いたあなたは買おうと思えますか? 


今後はオリーブポマース(ポマス)オイルと書いてあるものはいくら安かったとしても私は買いません。 

これが私的、危険なオリーブオイルの見分け方とします。 




オリーブオイルを買うときに見るべきポイントとは

日本でオリーブオイルを買うときは「どれだけ具体的に表示があるか」が危険なオリーブオイルを見分けるポイントになると私は思います。 

日本の基準がちょっとユルイのは残念ながらすぐには変えられないので、今できるのはしっかり品質が辿れるかどうかです。 


具体的には以下のポイントになろうかと思います。 

国(できれば地域)オリーブの品種が詳しくわかるもの 
コールドプレス製法(低温圧搾)のもの 
酸度が明記してあるもの 
トレーサビリティがしっかりしているもの(通し番号が付けられているなど) 
遮光性のボトルに入っているもの 
・IOCの基準に適合していると表示があるもの 


ただしこれだけのことがしっかり書かれている商品は少ないでしょうしお値段も張るものになると思います。 

また日本の有名メーカーのオイルであれば直接メーカーに問い合わせてみるのが1番です。 


実際にはIOC規格に適合したエキストラバージンオイルやバージンオイルを買うのは現在の日本では難しいのかなと
少し諦めの気持ちもあります。 

ちょっと無責任な感じになってしまって申し訳ないですが、ここまで調べてみて日本のオリーブオイルは品質に関してはあいまいなんだと分かってしまいました。 

私の意見は絶対危険なものを避けたいのであれば国産のオリーブを使用しているものかIOC基準に適合しているものを選ぶしかないのかなということですね。 


また日本メーカーのオリーブオイルに関しては酸度表示があるものが無難としか言えないです。 

日本メーカーのものはエキストラバージンかオリーブオイル(ピュアオイル)と表示されているものがほとんどで、オリーブオイル(ピュアオイル)はブレンドオイルになるのでちょっと心配かなと感じます。 


ハッキリした見分け方をお示しできないのは申し訳ないのですが、これが実態だと言うことを頭に入れていただいてご自身でオリーブオイルを選ぶときに参考にしてもらえたらなと思います。 


今回のまとめ

いや、今回はオリーブオイルの見分け方をハッキリさせるつもりで書き始めたんですが泥沼にハマッてしまって本当に申し訳なく思います。 

ハッキリ私が言えるのはポマース(ポマス)オイルはもう見かけても買わないってことですね。 

国際基準など詳しいものがご覧になりたい方は記事中でも参照させていただいた「インターナショナルオリーブカウンシル」のサイトに詳しく載ってます。 

本当はこんなに厳しい基準があるんだ!ってビックリすると思いますよ。 


イタリアの偽装事件のこともあるので日本でも基準の見直しが行われて安心して買えるようになってほしいなと心から思います。 



便秘に効くオリーブオイルの飲み方はこちらの記事へどうぞ!
→その飲み方じゃ無駄!オリーブオイルが便秘に効かない理由


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