痔って本当よく分からないことだらけですよね。
実は私の母がコロコロタイプの便秘になりがちで、最近になって痔かもしれないと連絡がありまして急いでググった経緯があります。
友達にも聞けなくて検索もイマイチなのでけっこう悩んだみたいです。
こうやって自分じゃなくても周りでけっこう痔の患者さんは多いようです。
イメージはおじさんの病気って感じだけど、妊娠して患ったり便秘が原因になりやすいので実は女性に多い病気なんですよ。
もしかしたら便秘がちな私もあなたもなる可能性があるので、いぼ痔のことや予防法についてちゃんと知っておきましょう!
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いぼ痔には痛い場合と痛くない場合がある?
いぼ痔というのは通称で正式には痔核(じかく)と言います。
ごくごく簡単な言い方をすると痔核のできた場所によって「内痔核」と「血栓性外痔核」に分けられます。
さらに症状の進み具合によって痛みが出たり出血の量が違ってきますね。
ですからいぼ痔は痛い場合も痛くない場合もあると言えます。
痛いことが多いいぼ痔の状態とは
一般的に血栓性外痔核の方が痛いことが多いと言われます。
それは痔核ができる場所と関係があって、触覚や痛覚のある肛門の外側の皮膚にできるから。
ですから血栓性外痔核のほとんどの場合が痛みを感じます。
コリコリと硬い腫れを起こしたり激しく痛むこともあると言われています。
でも痛いのは血栓性外痔核だけではありませんよ。
内痔核の場合は肛門より内部の触覚や痛覚のない部分にできるので痛みがないことも多いんです。
しかし症状が進んでいくと痛みが出てくることがあります。
痛くないいぼ痔もあるの?
内痔核の初期段階は痛みどころか自覚症状も無いんですよ。
痔って痛いものだと思ってたので意外ですよね。
先ほども少し触れましたが痛みを感じない場所に痔核ができることが理由です。
そのため内痔核は症状がⅡ度以上に進んで、大きくなった痔核が肛門の外に出てきて気づくパターンが多いです。
(内痔核は進行度が4段階に分けられます)
何回拭いても付くとか肛門周辺に違和感があるとか、何かかゆいとか聞いたことがありませんか?
ごく初期段階のⅠ度の時点で気づく場合は痛みや異物感は無いのに突然出血した場合ですね。
そう、実はいぼ痔は突然出血することがあってそれも恐ろしさをレベルアップさせている理由だと思います。
どんな出血を起こすのかちょっとだけご紹介しますね。
いぼ痔の出血はどんな感じ?
内痔核の出血は排便した時にポタポタと垂れたり、時には便器の中が真っ赤になるくらいの大出血をすることがあるんです。
めっちゃ怖いですよね。
特に大出血のパターンではシャーッと出てるのが分かるぐらいだとか!
私だったら卒倒しそうです・・・。
もうガンなのかなって思うと思いますね。
大出血は内痔核の初期であるⅠ度でも起こるので「痛くないのに!」ってこともあり得ます。
また血栓性外痔核もつぶれて出血することがあります。
その場合はそこまで大量に出血することはないものの、下着に付いたり血栓ができているため赤黒かったり塊が付いたりすることもあります。
痔って人に聞いたりすることもしにくいから知らないことばかりでだからこそパニくる原因ですよね。
痔=痛くて出血かと思っていたら内痔核の初期は痛くないとか私も知りませんでした。
そこでさらに気になってくるのがいぼ痔だと自分で気づいた場合はどうしたらいいのかということですよね。
私の印象ではすぐ手術しなきゃいけないのかなって思ってしまいます。
同じ方多いんじゃないかしら。
だから病院に行くのイヤになっちゃうと思うんです。
怖いし、恥ずかしいし、何とか市販の薬で治せないかなって。
でも確実に自分で痔だと判断できるとは言えないし別の重大な病気(がんなど)の場合もあるのできちんと病院に行くべきですね。
ただ痔でもすべてが即手術と言うわけではないのでもう少し痔について知っておきましょう。
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いぼ痔=即手術?ちゃんと知れば怖くない!
まずは内痔核なのか血栓性外痔核なのかによっても違います。
それぞれの痔の特徴をお話していきますね。
血栓性外痔核の特徴と対処
血栓性外痔核の場合は急に肛門の周りが腫れてコリコリとしたしこりができ、痛みの程度は違いますがガマンできるくらいから激しく痛む場合まであります。
内痔核だと思って肛門の中に押し込もうとしても入らないので触り過ぎて余計悪化することもあり要注意です。
痔核の主な原因はトイレでのいきみ過ぎ、便秘や下痢で肛門に負担がかかることと言われています。
さらに長時間のトイレやデスクワークなどで冷えたり肛門周囲の血流が悪くなることも原因です。
ですから便秘や下痢を改善する、座る時間を減らしたりお風呂でよく温めて血流を良くして市販薬を使うことで治せることもあると言われています。
1週間前後で痛みも無くなりしこり(血栓)も数ヶ月で無くなっていくそうです。
病院に行って治療する場合でも入院や手術が必要なことはほとんど無く処置も局所麻酔で血栓を取り除く程度で済むようです。
痛いけれど割と治りも良いのが血栓性外痔核と言えますね。
確実に市販薬だけで治ると言うわけではないので治らなかったり痛みや出血がひどい場合はすぐに病院へ行きましょう。
痛い内痔核の特徴と対処方法
内痔核で痛みが出ている場合は症状がけっこう進んでいることが多いので、粘液が出ていたり指でいぼを押しても肛門の中に戻らなかったりします。(戻ることもあります)
自然と肛門の中に戻らなくなったり常に痔核が外に出ているようになってしまったらⅡ度以上に進んでいると考えられるため手術が必要になることが多いです。
内痔核で痛みがある場合は市販薬で何とかしようとせずとにかく早く病院で診てもらうのが良いでしょう。
症状が進んでしまった場合は手術でも麻酔が必要な大掛かりなものになってしまうことがあるので早く病院に行くのは必須です。
痛くないいぼ痔の場合はどうなる?
痛くないいぼ痔は初期の内痔核ということが考えられますね。
出血があって内痔核かもしれないと気づいた場合やいぼが肛門の外に出始めて違和感に気づいた場合でしょう。
初期段階とは言えやはり病院に行ったほうが良いと言えます。
この段階なら治療も痛み無くできることがほとんどです。
怖いのは市販薬で騙し騙し症状を抑えて悪化や再発を繰り返すことと別の病気での出血かもしれないのを見逃すことですからね。
特に内痔核は判断が付きにくいのでしっかり専門医に診断してもらうことをオススメします。
最後にいぼ痔にならないための自分でできるポイントをお伝えしていきます。
ある意味これが1番知りたいですよね(笑)
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自分でできる!いぼ痔を予防するポイント
先ほどチラッと痔核の原因をお話しました。
・便秘や下痢で肛門に負担がかかること
・長時間座ることなどによって肛門周辺の血流が悪くなること
これらを見てご想像の通り、トイレは短い時間でスルッと出ることが理想なんですね。
特に便秘はガンコな方も多いです。
私も長年苦労しただけにトイレの時間は10分とかが普通で、2~3分で出てくる旦那は信じられませんでした(笑)
でもそれが本当のトイレ時間なんですよね。
短いトイレ時間で済ませるのが、自分でできるいぼ痔予防のポイント!
・5分で出なかったら一旦あきらめる
・便秘のために対策する
くらいしかなかなか思いつかないけれど、出来るなら便秘で悩まないようになりたいですよね。
1番根本から対策できるのはやはり腸内環境を整えること。
腸内環境を整える最新キーワードが”シンバイオティクス”ってご存知でした?
シンバイオティクスという考え方を聞いたらちょっと目からウロコです(^^)
いつものヨーグルトや乳酸菌飲料だけではなぜダメだったのか分かりますよ。
今回のまとめ
痔のことについて少しは知識をつけるお役に立てたのではないかと思います。
まれに自然治癒した!とかいう人もいるんですけど、レアケースだと思いますしどんな状態だったかも分かりませんから鵜呑みにしない方がいいですね(笑)
また便秘だと肛門周辺に負担がかかりやすくいぼ痔の原因になるので便秘を改善するのも大事なことになります。
痔はおじさんだけの病気じゃなくて女性の方が多い理由も分かりますよね。
もしいぼ痔になってしまったら自分だけと思わずにきちんと病院へ行きましょう!
【こっちの痔の場合もよくあります】
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